3月27日(日) 鳴門のメバル釣り

先週は久々のメバルにコテンパンにやられてしまった。
今回はリターンマッチ。

潮よし、天気よし。とくれば、もう勝ったも同然、といきたいころだが‥‥。
とりあえず
 本日の目標30匹!!

今日は親父さんの船「蛭子丸」

まずは橋をくぐって前(太平洋側)の漁場へ。
本日の状況を占う最初の一流し。

ブルッと単発ながら、まず1匹。
まずまずのスタートかと思いきや‥


その後は大苦戦。
アタリがない‥全くない。
食いが悪いときでも日の出直後の最初の1時間くらいはあたってくるものだが。


夜明けのゴールデンタイムは3匹で終了。
これでは先週の二の舞だ。


9時の段階で5匹‥
目標下方修正。
目標20匹‥いや15匹‥




と、突然強烈なアタリ。
竿先が海面に突っ込む
追い食いを期待して、しばらく待って揚げにかかる。

よしよし。
25cm級のダブルか23cm級のトリプルほどの重さ。
しかし、仕掛けをたくっても、魚が見えてこない。
あれっ?ついていないのかな?と思ってあきらめかけていると、
船底から突然巨大メバルが姿を現した。
うわっ、でかい!!
とんでもなくでかい!!!
30cmはありそうな大物。
8本針の一番下に食いついている。
ハリス0.8号だが、大丈夫だろう、一気に引き抜こう。
と幹糸をもって引き抜こうとした次の瞬間‥



バチッ!!


命拾いした尺メバルは身を翻して海中へと消えていった。
タモですくうべきだったと後悔しても後の祭り。
ハリスが飛んだと思っていたら、針が折れていた。

年に1匹釣れるかどうかという大物だっただけに放心状態。
食いが悪いときに一番下の針に大物がくるのはよくあることだけに
もっと慎重に取り込むべきだった。


ショックを引きずりながら釣るも、その後も状況に変化なし。
1時間に1匹ペース。



昼前に港の前に帰ってきた。
この時点で8匹。
目標さらに下方修正。
目標10匹‥。(声が小さい)



今日の「つるぎ」は、マダイ狙いの仕立て。
こちらも苦戦しているとのこと。
チャリコからマダイが船中で4匹だそうな。



船中であきらめモードが漂いはじめる。


しかし、けれども、だが、 ここから怒涛の快進撃が始まる。


この場所で食いついてきたメバルが海面でエサを吐き出している。
どうやら小魚のようだ。
チャンス!!ここは釣れる。
自然のエサが流れているのである。
ベイトは、ちりめんのような小魚だが、どちらが頭でどちらがシッポが分からない。
透明でメバル用のワームのような魚である。
何だこれは?いや、もう何でもいい。
食いは立っているはずである。


食いの悪いシラサエビに見切りをつけ、普段はあまり使わないサビキにチェンジ。
これが功を奏したのか、良型(25〜26cm前後)が次々とかかり出す。
追い食いもバッチリ。
ダブル、トリプルでかかり出した。

一段と強烈なアタリがあり、追い食いをさせるために待っていると、
2度3度と強烈な締め込み。
もうそろそろいいかと思ってリールを巻きにかかるが、巻けない。
20cm級なら8匹、25cm級でも4,5匹、はついているのでは?
これがもしメバル1匹なら50cmはあるな(笑)‥
などと思っていると、浮いてきました。


メバル26cm×2,25cm、24cm、チャリコ33cmの5連。
メバルのぼりの完成。
重いはずだ。

メバル20cm級の7連8連は何度も経験済みだが、この5連の方がはるかに重かった。

その後も、
良型を中心に着実に釣果を伸ばす。
チャリコ?マダイ?らしき魚に3回ほど0.8号のエダスを飛ばされてしまったのは、ご愛嬌。
2時間で20匹ほどメバルを追加した。

このように自然のエサが流れているとき(釣り上げられた魚が口からエサを吐き出している)
食いがたってサビキが威力を発揮するのである。
マダイ、メバルともサビキ釣りは自然のエサが流れているかどうかが一番重要なのである。

当初の目標には届かなかったが、
今日は良型(25cm以上)が半数以上を占めたので、よしとしよう。

本日の釣果 メバル〜26cm26匹 チャリコ33cm