4月16日(土) 鳴門のメバル釣り

ここ二ヶ月ほどメバル釣りが続いている。

釣り日記を懲りずに見てくださっているみなさん,
またメバルかよーと言わずに,付き合ってください。

書く方のネタもそろそろ尽きてきて,
今日は何を書こうかと思いながら,竿をにぎっている今日この頃。




前(太平洋側)の漁場へ一直線。


今日は,小潮二日目。
小潮も初日なら,ちょっとは流れるが,
二日目,三日目となると,流れはかなり緩んでくる。
長潮,若潮となると,一日釣ってもお手上げ状態が長くなる。


昨日は,結構食ったそうで,シラサエビのえさで
良型を一人30〜40匹とか。

小潮回りでこの釣果ならかなり期待できる。

今日はサビキで始めようか,それともシラサでいこうか,真剣に悩む。
シラサで(25cm以上の良型半数以上)30匹を狙うか‥
サビキで(25cm以上の良型はは2〜3割)50匹を狙うか‥

この算用は,結果的に「獲らぬ狸の‥」であった。



私の仕掛け。
シラサエビのエサ釣りの場合は,
  針「ささめ 追い食いメバル7号」
  ハリス シーガーグランドマックス0.8号 
  モトス シーガー1.5号

   これで7〜8本針仕掛けを作る。

サビキは,松浦釣具オリジナル←安くてよく釣れる。

  サバ皮 8本針 ハリス0.8号


前回,前々回サビキで結構釣れたので,悩んだ末にサビキ釣りからスタート。

ポイントは大磯周辺。
まだ引きの潮が速いので,本流ではなく,陸よりを流す。

最初の一流し。
いつもはここであたってくるのだが,反応なし。


次の流しも,その次の流しも,生体反応なし‥‥。


こんなことは珍しい。

いやな予感。

次の流しでようやく本日の初ヒット。
追い食いを待つが,だめ。
釣り上げても,口から何も吐き出さない。

これは,まずい。



こんな状態では,サビキ釣りをしても数型ともにでるわけがない。



ということで,早々にサビキに見切りをつけ,
シラサエビにチェンジ。


しかし,食いはすこぶる悪い。
アタリは1時間に1,2回,忘れたころに単発で。
型がいいのがせめてもの救いだか。


9時に潮が止まり,海はべた凪 池状態。

流れが止まると,まず食ってこない。
ここまでまだ5匹。
目標の30匹が,遠くに霞んできた。




長い沈黙‥‥




1時間ほどしてゆっくりと潮が動き出す。
と,本日一番の目の覚めるアタリ。
竿先が海に突っ込み,ドラグがすべる。
慎重に巻き上げると



28cmのお刺身サイズのダブル。
これよ これ。
エサ釣りの魅力は,この大型メバルの強烈な引きよ。

メバルも25cm超えると顔つきがちがう。
鯛や青物の1cmや2cmは何とも感じないが,メバルの1cmは大きく違う。
 
 26cmなら うわっ でかっ ラッキー。
 27cmなら なんや これ 化け物みたい。
 28cmなら びっくり  ソイとちゃうか?
 29cmなら すっげー アコウとちゃうか!?
 30cmなら たまげたー クエかと思った!! んなわけないけど
 岸から釣れる20cmのメバルしか見たことない人にとって
 大型メバルは,まさにびっくりものです。


針をはずそうとしてびっくり。
2本とも針がぐんにゃり,おもいっきりのばされているではないか。
あぶない,あぶない。

水温が上がって,エサをたらふく食ったマッスルメバルは元気いっぱい。
浅場で掛かったメバルは水面でも激しく抵抗をみせる。
取り込むまでは要注意である。

といいつつも,今日は2度0.8号のハリスを飛ばされてしまった‥。
これから,尺メバルを釣ろうと思うなら,ハリスは1号使わないとダメね。



ポツリポツリのペースは,その後も変わらず。



昼過ぎに瀬戸内側(ゼンサ)へ移動するも,3,4匹を追加したのみ。


メバル凪のいい天気であったが,
釣果の方は,当初の目標の半分にも及ばない淋しいものとなった。


25cmオーバーが10匹ほどいたのがせめてもの救いか。


きのうはよく食いよったんだが,きょうは潮が悪かった‥
というなぐさめとも言い訳ともとれる,釣り師にとって都合のいいことばで今日の釣りを締めよう。



長かったメバルシーズンもそろそろ終盤。
今回が最後になるかも。

来週一回ジギングをはさんで,
堂の浦ウチノ海のチヌ・スズキへとシフトチェンジ。

でも,もう一度大型メバルの引きを味わいたいものだ。



本日の釣果  メバル〜28cm 15匹 写真以外にもう1匹いました。