6月19日(日) 鳴門のキス・マダイ釣り


土曜日が仕事であったため、今週は日曜日に出撃。
2週連続ボーズをくらっているので、今日こそは…である。

今日は久々の「つるぎ」に乗船。
6月の海峡周辺は、マダイ釣りなのだが、状況はよくないようである。
昨日は仕立て船で一人中小型を1〜3枚。

朝立ち寄った釣具屋では、2,3日前から食いだして、
昨日は20匹、30匹と釣った人もいるとか。
ちょっぴり期待。

後で船頭さんに聞くと、今サビキで数が狙えるポイントは、メバルなみにヤマがきつく
漁船が入っていると、遊漁船は入っていけないそうである。

今日はキスとマダイの二本立て。
キスは20匹、マダイは2,3匹は釣りたいものだが。

朝もやの中5:30出船。



今日はまずキスを釣ってから,後半マダイという予定。

キス釣りといえば、オモリ負荷20号ほどのボートロッドが一般的だが、
水深50m以上、流れも速いということで、ジギングタックルを流用することに。

潮がまだ速く、40号のオモリでもなかなか底がとれない。
50号に変えて何とか底がとれるようになった。

ほどなく、プルプルっとキス独特のアタリ。
道糸は60m以上出ているため、巻き上げに時間がかかる。
おまけに重い。ジギングでヤズ釣ったときくらいの重さがあるのでは?

でも、こんな深いところで、こんな大きなオモリつけて、こんな硬いロッドで
キス釣りするとは思っていなかった。

25cm(ぎりぎりキープサイズ?)のチャリコも揚がってきた。

3本針なので追い食いをさせようとアタリがあってもすぐには揚げない。
と、待っていますときました。



しかし、その後は追い食いを期待してしばらく待っていると、
最初に食った1匹がはずれてしまって…ということが4,5回あった。
1匹ずつでも確実に取り込んだ方がよかったにちがいない。

思ったほど食いが良くない。
単発であちらでポツリ、こちらでポツリの状態。


9:30 キスの食いが渋い(一人10匹程度)ため、
早めにマダイにチェンジ。

港の前に帰ってくる。
深い。水深100m近くある。
巻いても巻いてもまだオモリは見えない。
手もかなり疲れる。
こんな時は電リールの方がうらやましい。
 
ここでは、一人の方が30cm級のチャリコを掛けたのみ。



何か所か場所移動を繰り返すがどこもダメ。



潮が緩んだ昼前に海峡筋へ移動。

ポツッ ポツッと忘れた頃に誰かがチャリコを揚げる。

今度こそは私の番だ!!と集中していると、
コツ コツ ブルッとついに来ました。
釣り初めて6時間、ついに本命のアタリか。

魚はついているが、頭を振らない。
何か変だぞ、と思っていたら



やっぱりコイツかぁ…。愚痴 ぐち グチ。

潮はほとんど止まっているが、まぜ(南風)が強くて船が安定しない。
船長も操船大変そう。

真剣な目で海を見つめる船頭が一言。
「潮先がこちらに向かってきてます。仕掛けを入れてください。
大きいヤツが口を使いにくる潮は一瞬ですから。」

気合い入れまくり。
大物が口を使う潮は、一日釣りをしても、潮変わりの一瞬。
一流しか、よくて二流し。
それをものにできるか、できないかである。

来い、来い、私のエサに食いつけ…

と、来ました。
隣の方へ。(ガーン)
まさに船頭の言う通り、良型マダイの強烈な締め込み。

が、次の瞬間 竿先のテンションがなくなる。
バレたようだ。

今度こそ私の番、と思っていると、潮先はもう通り過ぎて今のポイントは流せない。
まさに一流し勝負であったのである。



沖上がりの時間が近づくが、
本流が速くなってできる引き戻しの潮に最後のチャンスをかける。

こちらも潮の見極めが大変難しく、まぜに船が振られる。
引き戻しの潮も、底が取りにくい状態から、サーッと潮が流れ始める一瞬が勝負。
その時を逃せば、後の潮は一定の流れで釣りやすいが、食いに来ても小型であるとのこと。

ラストワンチャンスに他の方にチャリコが来たが、大物は出ず。

結局、私はマダイノーヒットであった。



これで、3連続ボーズ。
本命からのアタリはない。
いつまで続くかボーズ街道。



本日の釣果 キス〜24cm10匹 など