8月11日(木) 鳴門のマダイ釣り

ひと足早く盆休み。
となれば、行くしかないでしょう。
現在絶好調の鳴門マダイへ。

前回、前々回と良型混じりで数釣りができたので
今回もマダイ爆釣といきたいものだが…。

しかし、2日前ほどからベイトのイワシの反応が薄くなり、
それに伴い、マダイの食いも落ちてきているとのこと。

イワシを追ってツバスやハマチなど(魚)も入ってきている。
きのうはイルカ(ほ乳類)もいたそうだ。
また漁師(人間)が網入れをしてマダイをがっぽり獲っていったそうな。

イワシ、マダイを追いかけているのは我々釣り人のみならず。
なんとなく、とほほ…な結果が待っているような気がする。


橋をくぐって前(太平洋側)の漁場へ…。
潮的には、前回午後便と同じだが、朝潮は緩い。

魚探にはイワシらしき陰が映っているが、果たして前回のようなアタリ連発となるか?

一流し目。
マダイらしきアタリがあったが針掛かりせず。

二流し目。
アタリがあったが、手応えが違う。
頭を振らずに直線的な引きをするのは、



4年後にはブリになるであろう ツバスちゃん。
鳴門海峡の真夏の使者である。

8月になるとベイトフィッシュを追って大群でやってくる。
成長も速く、一潮ごとに大きくなっていく。

8月の後半にはジグを追いかけるようになり、
9月には遊漁船の飲ませ釣りのターゲットとして活躍する。

でも、今日はツバスを釣りにきたのではない。
あくまでも狙いはマダイである。

と思っていると

コツコツと前アタリの後,竿先が入った。
小さい、小さい30cm弱のチャリコ。



しかし、今日は後が続かない。
全然続かない。
その後は待てど暮らせど、アタリはない。

このポイントをあきらめて,場所移動。



ジギングを開始したものの、こちらもさっぱり。
いろいろなポイントを回るが、アタリ無し。


満ち潮の盛りが過ぎた頃からいい潮ができるというポイントへ移動。

胴突き仕掛けに戻して最初の流し。

船頭さんの潮を読む眼力はさすが。
ガクーンときました。
ゴンゴンと頭を振る引きは、まずまずの型か?



ジャスト50cmのお刺身サイズ。

さあ、これから入れ食いモード突入か!?
と思いきや、また沈黙モードに逆戻り。

アタリがない。

食いそうな気配や魚探の反応はあるのだが…。



しばらく流すも、反応がないため、再び場所を移動してジギング。

橋を何度もくぐり、潮通しのいいところを狙うが、こちらもアタリなし。




13:00をまわり、港の前に戻ってきた。
時間的に最後のポイントか。

潮はまずまずいい感じで流れている。

もう随分アタリもなく、灼熱の太陽がジリジリと照りつける。
あまりの暑さに意識が薄れていきそう。

いすに腰掛け、半分以上寝ながら巻いていると、
底から20mほど巻いたところでガツンときました。

ジギング本日最初のアタリ。
やっときたかい。おまえさん。



40cm級、ジギングでヒット。
いつものプライアルジグ 今日は黒金。
イワシがベイトのときは黒金がいいって。

私の他にも2人の方がヒット、無事取り込んだ。

最後の時合いと思い、がんばってはみたものの、
その後は魚を追加できないまま終了。

大(50cm)中(40cm)小(30cm)と1匹ずつ。
期待していた特大(60cm)はでなかった。

前回の事を思えば、かなりの食い渋り厳しい状況。
誰でも釣れる入れ食い状態も楽しいが、何とか苦労して食わせた1匹もまた楽しい。
一般的な真夏のマダイ釣りとしては、3匹釣れたのでよしとせねば。




本日の釣果 マダイ〜50cm 3匹 ツバス