4月30日(月) ウチノ海のチヌ釣り

堂の浦のハラミチヌの開幕戦。

例年5月3日を開幕の日と勝手に決め込んでいたが,
今年はちょっと早めの4月30日に開幕。

5年前の5月3日は〜43cmまで4匹
4年前の5月3日は〜49cmまで4匹

3年前の5月2日は  38cm1匹
2年前の5月3日は〜46cmまで3匹
1年前の5月3日は  44cm1匹

開幕戦の連続ヒット更新中である。


今年の開幕戦も,ぜひ好釣果を期待したいものだが‥。


状況を尋ねると、今シーズン冬場の海水温の高かったせいか
カセでは早くからチヌが揚がっているが,
ウチノ海の筏の方は,未だにチヌの活性も上がっておらず、
食っていないとのこと。

きのうは連休中日ということもあり
たくさんの釣り師がチヌを狙ったものの
揚がったチヌは1枚のみ‥‥

細川渡船はダンゴ釣りがメインで
ウキを流して釣る人はほとんどいないので,
フカセ釣り情報としては皆無に等しい。

まぁ1匹でも釣れたらよし、ボーズ当たり前の釣りなので結構気楽に臨める。

例年、4月の下旬にかけて乗っこみがスタートし、
ゴールデンウィーク明けとともに本格化、5月中旬の最盛期を迎え、
5月20日を過ぎると一気に終盤となる超短期決戦の釣りである。

(と、ここまでは昨年度の釣り日記ほとんどコピーでおます)



べた凪のウチノ海の夜明け。

今日は,8時過ぎまでが満ち流れ。
この潮で釣っておかないと,引きではまず期待できない。

マキエを少しずつ絶え間なく打って,
マキエの帯の中にサシエを流し込んでいかなければならない。

マキエが効いてくるまでにしばらく辛抱が必要かと思ったら,
一投目から当たってきた。

イソベラ。15cm。


ガシラ。18cm。


メバル。23cm。
筏で釣れるサイズとしては大型なのでキープ。


さすがに超浅場の筏。(潮が引けば水深竿一本分もない)

おまけに,筏の回りは沈船や鉄骨,タイヤに捨石と
人工漁礁なみに底が荒い。

エサ取りも半端でない。


メバルがオキアミのエサに,
それもハリス1.5号に食ってくるとは
潮がいいはず。

毎回ウキが沈むが,
本命からのアタリはない。

じわっとしもるチヌのアタリを期待していると

スポン!!と勢いよくウキが消しこんだ。

コンコンと竿先をたたくが,アタリからしてチヌとは違う。



マダイ31cm。

ここでは毎年何発もマダイと思われるヤツに痛い目に合わされ続けている。

ハリス1.5号でも50cm級なら何とかなるのだが
それ以上のヤツはこの筏ではロープや障害物多数で手に負えない。


イソベラの猛攻に耐えながら,本命のアタリを待つ。





満ち潮が止まりだした 7:45

エサ取りとは違う じわっと沈んでいくアタリ。
十分待って大きく合わせる。

早く底を切らないとロープや根に持っていかれる。
少々強引にやりとり。

ロープのホンダワラに巻かれたが何とかクリアして無事キャッチ。



いかつい顔つきのオス 47cm。

腹は白子でパンパン。

苦労して釣り上げた1匹のチヌの釣り味は格別。




その後,潮も止まり 食いも止まる。



あれほどにぎやかだったエサ取りは どこへ行った?



引き潮になって,潮が動き出すと
再びエサ取りが動き出した。


仕掛けを潮に流して どんどん送り込む。
そろそろ回収しようかと思ったところで,押さえ込むようなアタリ。

がっちり針掛かりさせたが,引き寄せてくる途中で何かに掛かり
あえなくハリス切れ。
数少ないアタリなのに,痛いバラシだ。




潮が速くなるにつれて
エサ取りも姿を消し,生体反応が無くなる。


引きの潮が緩む昼過ぎまでは,釣りにならんやろうな。

案の定,昼まで全く触りに来ない。


昼過ぎて,少し潮も緩んできたような感じ。


そろそろ片付けようかと 足元に撒き散らしたコマセを洗い流していると

ウキがスポン!!と勢いよく入った。

しまった。魚に先手を取られてしまった。
竿を手にしたときはすでに竿先が海中にめり込んでいた。
正面のシモリに走られないように竿でためようとするが,止まらない。
次の瞬間 竿先は虚しく跳ね上がってしまった。

マダイやな‥‥
また やってしまった。痛恨のバラシ。




結局 アタリ3回 取り込めたのは 1匹のみ。

悔しさもあるが,これがチヌ釣りというもの。

今季は,更なる大物目指して頑張るぞ。



帰り際,懐かしい方にお会いすることができた。
お元気そうで,何よりです。



本日の釣果  チヌ 47cm マダイ メバル ガシラ