6月30日(土) 美波町マダイジギング

釣り日記には載せていませんが,
水曜日の夜に「くるま屋さん」の船に乗せてもらって
ちょこっとナイトエギングに行ってきました。

結果 私ははアタリもカスリもしませんでしたが(女性一人 大爆釣!!),
すごい でかアオリが高松近郊にいることに驚きました。
宇和海や太平洋まで行かなくても胴長40cm以上の大物います。




で‥‥「マダイ強化月間」(←またかい) 第一弾。

メタルジグで狙う大型マダイ。

船は記念すべき第一弾 開幕戦にふさわしい 第五 八千代丸



2004年のキハダマグロ
2005年のカツオ・ヨコワ
2006年の大型マダイ

何かが起こる予感がする 第五 八千代丸。

今回も期待してます。

6月の半ばからスタートしたマダイジギングだが,
ベイトのイワシ類は多いものの,マダイのアタリは少ないという。
一人0〜2匹 マダイの数より人数の方が多いような感じ。

パヤオの青物・黒物も6月初旬に第一団が大挙押し寄せていたのに
どこへ行ったか?先週辺りから もぬけの殻状態だそうで
本日はマダイ一本に絞って一日頑張る予定。


5:30 出船。

伊島周辺をメインに攻めるということで
小一時間ほどクルージング。


天気予報がはずれ,今日はまずまずの釣り日和になりそう。


まずは伊島南側でジギング開始。
水深は50m前後。


あちこちベイトの濃いところを探しながらジグを落とすが,反応なし。


今日はジギング以外にも飲ませサビキもやってみようと(ベイトの正体を探るためにも)
準備したタックルをセットする。
後ろからは「おいおい,ジギングやろ」という声が聞こえてくるのだが。


サバ皮サビキにベイトを付けて(食わせて)それに食いつくマダイを狙う。
一昨年 鳴門で「つるぎ」の船頭さんに教えてもらった技。
マダイに捕食スイッチが入ると爆釣するのだが。

仕掛けを上げるとベイトの種類が判明した。

底まで落とす小アジ,中層ではウルメイワシと小サバ
表層ではカタクチイワシといったところ。

この中でもウルメイワシがマダイにとっては最高のご馳走なので
中層でウルメに食わせてから,底近くまで落とす作戦に。

一旦中層で仕掛け止め,プルプルとウルメをサビキにつけ
5,6匹ついたところで仕掛けを底までゆっくり落とす。

と すぐに ガツーン という強烈なアタリがあった。

仕掛けを上げてみると,ウルメが頭の下から噛み切られている。
おるおる マダイの仕業だ。



気配が感じられたと思ったら,後ろの海亀氏がジギングでマダイをヒットさせている。
小型ではあるが,本命の登場にみなさん俄然やる気モードに。

私はもう少し飲ませサビキで狙うつもりが
強風のため仕掛けを絡ませてしまい,断念。


ジギングロッドに持ち替えて 気合を入れずにだらだら巻き開始。

サバがポロポロ釣れだした。
サバの活性の高さはマダイジギングの活性を知るバロメーター。
これまでの経験から サバがよく食ってくるときは間違いなくマダイも食ってくる。

ラインから殺気が伝わらないように15回ほど巻いて,
そろそろジグを落とそうとベールに手を掛けたとき

ガツンときました。
反射的に大合わせ。

ジグでマダイを釣るのは実に久しぶり。

小型ながらゴンゴンと頭を振るマダイの3段引き。



ジグに食いついてくるヤツにしては少々小振りの45cm。

直後にもう一匹。



サイズダウンの40cm。

珍しく2打数2安打。
いつもは3割ほどしか取り込めないのに。

ここから爆釣街道一直線か!?



なめてかかったわけではありませんが,
ここからバラシ街道まっしぐら!!

アタリがあっても乗らない!

乗ったと思えばリーダー切れ!!
それも2回も!!!


時合い真っ只中で私一人バラシ連発。



ここからは,写真屋として皆さんの大物を紹介します。



釣れんがー,とぼやきながら やる気のないただ巻きで毎回マダイを釣りまくるK氏。
いきなりの71cm。その後も寝ながら大物連発。




自作ジグで勝負するジギングのエキスパートK氏。
ガシラにハタにホウボウにムシガレイにサバにマダイとジギング六目釣り。さすが。




本土より参戦,普段はマイボート海亀号を操るI氏。
遠征時はいつも狙いの大物をしとめて帰る執念の釣師。




釣り暦30年あまり。小学校からの釣友M氏。


画像はありませんが,艫で釣る去年75cmを釣り上げたY氏も
良型マダイをゲット。


みなさん50cm後半から70cm超の大判キャッチ。
そう,私だけ‥私だけ‥良型マダイから見放されてます。

次こそ私のジグにヒットするはず
と気合いをいれずに(←これが大事)だらだら巻いてくると


キター!!


ついに捕らえた,これはでかいぞ。
ジーーー   
ドラグが鳴りっぱなし!

太平洋の でかマダイいただき!!
と思った瞬間

プチッ とマダイの口が切れる感触。

またまた やってしもうた。




直後にまたヒット!!
マダイはマダイでも30cm級の小ダイ。(泣)
このサイズをジグで釣るのは60cm級釣るより難しいはず。



潮が変わったのか,その後は食いが止まる。


タイラバも合間に少しやってみたが,ダメ。


入れ食いだったサバのアタリも遠のく。



時間だけが虚しく過ぎていく。




ここで毎回サポート役で我々の釣りの手伝いをしてくれる冷凍長が
大型マダイを掛ける。

食いが悪くなったのでリーダーを4号に落とし,
10mと長めにとった作戦が見事的中。

立て続けにもう1匹。

今度のは70cmに近い。

誰もアタリのない状況でリーダーを換えた直後10分で大型2連発とは。

瀬戸内海とは異なる透明度の高い海。
リーダーを細く長く‥という船頭の言葉が立証された結果となった。




その後 サバは釣りまくったものの,マダイからのアタリはなし。




18:00ごろまでたっぷり12時間以上釣らせていただいたにもかかわらず
ジグで釣るにはあまりに小さいマダイ3匹で終わってしまった。



みなさんで マダイ〜71cm 15匹 サバ約50匹 その他いろいろ。

船全体で見ると今期一番の釣果 大漁となったのだが,
小さい方から3つ 選んで釣った私としては,不完全燃焼。

来月は口開けて待っとれよ でかマダイ!!



本日の釣果 マダイ 〜45cm 3匹 サバ 10匹