8月26日(日) 鳴門のマダイ釣り

先週は午後から「夏物マダイ最終処分セール」が開催されたが,
その後は,どの船もマダイがほとんど釣れていないようだ。

本当に夏の大型マダイは終了(一段落)してしまったのか
答えを確かめるために,きょうもつるぎへ。

今週はラバージグ中心の出船だったようで,
日によってムラがあり,一人0〜3匹といったところか。

今日は,ラバーとジギングの二本立て,
場合によってはサビキも‥という何でもありコース。


今日も暑い一日になりそうだ。



5:30出船。


今日も橋をくぐって太平洋側から。



最初のポイントへは10分ほどで到着。

まずはラバーで。
水深60m前後。

昨日僚船が70cm前後を立て続けに揚げたという。
つるぎでも大型が掛かったが,獲れなかったそうだ。

期待の一流し目
いきなりヒット。

弱々しい生体反応。



指2.5本のタッチー君。



次の流しでも再びアタリ。

底で石 引っ掛けたような感じだが,僅かに生体反応。



珍しい魚 オコゼ。(鳴門の人はドロオコゼと言う)

見た目は‥だが 非常に美味だという。
蛭子丸の西村船頭によれば,正月なら1匹4,5千円。

浜値で1匹4,5千円ということは,
生簀料理店で泳いでいるヤツ指差して
「これを刺身で‥」といえば1万円?

しかし,ご承知の通り,コイツはとってもデンジャラス。
背びれのとげに猛毒を持っている。

ちっちゃいハオコゼに刺されても丸一日はジンジンと痛むのに
こんなヤツに刺された日には‥



危険なとげははさみでチョキチョキ散髪。



厚手の手袋はめて,メゴチバサミで押さえながら解体。
かなりビビリながら お造りにしてみました。

プリプリでした。うまー。


3流し目‥

お隣の方にヒット。
ロッドの動きからして,良型の予感。
軽くロクマルはありそうだ。

ゆっくり,ゆらーっと浮いてきた。

で,でかっ!!



ロクマルどころかハチマル,80cmもありました。

このサイズになると顔つきが違う。

私の隣で大ダイ(70cm以上)が揚がる伝説はやはり健在。


釣り開始早々 大物の登場に さぁ,次は私の番 
みなさん気合い入りまくり。

しかし,潮も緩んでアタリは続かない。



一気に潮崎へ。



昨日はマダイでもなく,サワラでもなく,スズキ祭りがあったという。

ジギング中心でスズキ・サワラを狙う。

今日はサワラの曳き船が やたら多い。
船頭さんも船を回しにくそうにしている。
曳き船がこれだけ出ているということは,サワラが多いということか。


ジギングを始めるが,アタリはない。


イワシの塊が映っているので,飲ませサビキに変更。

プルプル‥といい感じでウルメが掛かる。


最初の流しでは ガクガク‥プチッ いきなりサワラにやられる。

次の流しでは,一気に20mほど走られ瀬ズレ 青物(メジロ)やな。


ジギングの方にもサワラが掛かりだした。
しかし,取り込み途中でバラシの連続。


3回目のアタリは こんなヤツでした。



ちっちゃいですが,ヒラメ (40cm)


4回目のアタリは,マダイのように頭を振らないし
サワラや青物のように走らない。



スズキ64cm。

朝から外道ばかりだが,何か期待がもてそうな展開。



しかし‥



その後,引き潮が当たってきたので撫養川口へ向かう。


日曜日,好天ということで,船がいっぱい。

ここでもサビキで狙ってみるが,ウルメは掛かるものの
そのまま返って来る。
アタリはない。

ジグやラバーの方にもアタリはない。

しばらく粘ったものの,まったく気配がないため,潮崎に戻る。



曳き船は少なくなっていた。

イワシの影もなくなり,ジギングをしてもアタリなし。

ここでも粘ってみたものの,反応無し。



昼から 最後の漁場 海峡周辺へ。

昨日は最後の1時間でマダイ6枚獲ったということで期待したが…

ここもダメ。
全然ダメ。
船中一度もアタリなし。

今日は どこへ行ってもダメみたいだ。

満ち潮が流れ出した14:00
無念の投了。

魚の反応があったのは,釣り開始2時間ほど
後は何をやっても…お手上げ状態。

何を釣りにいったのか,不思議な魚が4匹で,本命は無し。
予想通り,マダイは釣りにくくなっていた。
そろそろエサ変わりしそうだし,
潮が変われば,また口を使いにくるだろう,きっと。



本日の釣果  スズキ ヒラメ オコゼ タチウオ