1月26日(土) 美波町の飲ませ釣り

週末ごとの荒天続き。
天気予報では今週末はそこそこ天気も回復してくるはずだったのだが‥

前夜の予報では,どうも風が収まりそうにない。
今日も爆風の中 我慢の釣りになりそう。

今日は本土より海亀さん(とそのお連れさん)も参戦されるので,
何とかお土産確保したいものだ。

欠員が出たため前回同様 急遽参戦していただいたF川丸船員さん
この方は何も言わなくてもいっぱい釣ります。


6:30 港に着くとやはり風が吹いている。
港内でこの風では,沖は‥

港を出て,とりあえず大島沖をめざす。

赤いジャケットは毎回皆勤賞のご参加 釣りおっさんのY谷さん。

 

北風を背中から受けながら 船は南に進路をとる。

今のところ海は比較的穏やかだ。

小一時間ほど走ってメジロ祭り会場に到着。

さっきまでの静かな海はどこへやら‥
北風ビュービューのドンブラコ状態。

まぁ 先週の雨風に比べれば まだましか。

仕掛けをセットしていつでもOKなのに‥船は止まらない。
ベイトを探して右へ左へ‥

5分‥

10分‥

20分‥

船は止まることなく会場を後に‥。

そう,この釣りはベイトなくして成立しないのです。

本日のメジロ祭りは仕掛けを下ろすことなく終了か。


どうしましょう。

とりあえず さらに南下してポイントを巡ってみようということで‥

やってきたのは,ここはどこ???

大島の南5km?ほどのポイント。

港を出て2時間近く走ってようやく釣り開始。

水深100m前後 底から20mまでにベイトの反応ありということ。

仕掛けを落とすと,ベイトの反応。
ちょっといつもと違う。何か変。

で,後ろのF川丸船員さん もうメジロ掛けているし。

私の方は,ヒットせず。

仕掛けを回収してビックリ。
ベイトは30cm級のサバやマルアジじゃなく,小アジじゃないの。

Y谷さんもメジロ掛けている。
今日は電動なので涼しい顔して巻き取り。
余裕でキャッチ。



私の方はベイトが掛からずスタート地点にも立てない状態。

ベイトが小さいために いつもの仕掛けでは掛かりが悪い。

F川丸船員さんはメジロバラシのあと,
50cm級のヒラメをゲット。

朝の時合いに乗り遅れないようにしないと,
あせればあせるほどベイトが掛からない。

ここで,道楽仕掛けに変えた海亀氏に待望のヒット。

スピニングのジギングタックルで無事キャッチ。



ベイトが小アジなので,
船に積んである小アジをつけたらメジロがきたというF川丸船員さんの言葉をうけて
私も掛からないベイトに見切りを付け,下針に小アジ付ける作戦に変更。

ようやく最初のアタリ‥
でも手ごたえからして小物。



オレンジの魚体がきれいな アヤメカサゴ。


次の流しでも,ガツンとものすごいアタリ。ヒラメっぽい。

でも最初の一撃だけ‥

小アジかじられたかと思いつつそのまま流していると

またアタリ。

今度も魚の引きは小さい。



ウッカリカサゴ コイツは小アジ丸呑みするけど食いちぎったりはしない。

ヒラメに食いちぎられたアジの頭に食いついてきた。


魚の気配はプンプンしてきた。

次も底でアタリ。

ちょっと手ごたえがアップしたか‥。



マハタ 高級魚らしい。200kgくらいになるそうだ。

根魚3兄弟を釣ったものの,やはりメジロがほしい。

飲ませサビキを投入しても,やっぱりベイトは掛からない。

そうこうしているうちに,魚の反応もなくなり朝の時合いは1時間ほどで終了。


次のポイントへ向けて さらに南下‥

どこまで行くのだろう。

船は一向に止まる気配がない。

1時間ほど走って高知の甲浦沖までやってきた。

船が3隻いたが,釣れている感じはない。

案の定2回流ししただけでベイトが見つからないため撤収。


ここからは風に向かって北上。

当然 ドッタン バッタン ドンブラコ状態。

キャビンへ非難し,しばし休憩 ZZZ‥‥



朝のポイントに戻るが,ベイトの掛かりは相変わらず悪い。

あぁ 薬が切れてきた。
気分が悪い。

F川丸船員さん ここでもヒットさせるが,底を切れずにラインブレイク。
ブリだったのでは‥



再び 北上。

波風ともに ますます強くなってきた。寒い。

クーラーに腰掛けていてもひっくり返りそうになる。

またまたキャビンへ非難し,ZZZ‥‥


本来のメジロ祭り会場に来たようだが,当然大荒れ。
釣れている様子もないので,休憩延長 ZZZ‥‥




あーーーぁ よく寝た。

気がつけば 15:30

釣りの時間 もうあと1時間しかないやん。

「何か釣れました?」
「メジロの少しいいヤツが来ました。」とF川丸船員さん。

イケスをのぞくと‥で でかい, ブリですやん。

私が夢を見ているうちに こんなの釣れていたのですね。

さぁ 一発逆転 大きいの釣りまっせー。

水深100mに仕掛けを落としてベイトを掛けるも,ヒットせず。


16:00を回って 船頭さんより
下針にアジつけて‥とヒラメ狙いのアナウンス。

最後の最後に頼んだぜ 小アジ君。



船が風で流され,底取りしにくい。

と 突然 ガガガ‥と竿先に強いアタリ!!

飲み込め 飲み込め‥

しばらく待って竿先で聞くと ガクガクガクと本アタリ。

しっかり合わせを入れて底からはがす。

この手ごたえ,大判間違いなし。

今日もつらい一日だったが,これで何とか報われる。

途中でいい締め込みをしている。

あと15m そろそろ‥と思った瞬間。

竿先が跳ね上がる。(大泣)


これにて終了。


今日はベイトを求めて南へ北へ。
沖に出た時間のうち半分は移動だった。

残り半分の釣りの時間も プチリタイヤしたりして
竿を持っていた時間は少なかった。これでは釣れない。

ベイトの影が薄くなって掛けるのに一苦労。
本来ハリス2号3号で釣るアジやサバを12号で釣ろうというのだから
魚の影が薄いと苦戦も必至。

次回はベイトがよく掛かるような工夫をしないと,勝負できそうにない。
また一から出直しだ。



船中の釣果。



本日の釣果 マハタ 46cm ウッカリカサゴ
         アヤメカサゴ