7月5日(土)6日(日) 鳴門のマダイ・メジロ釣り

マダイ強化月間第一弾

最近の状況は一人0〜2匹と相変わらず苦戦しているようである。

まぁ1匹でもマダイと呼べるサイズが釣れたらいいか。

船頭さんによれば,ジギングでも食わないことはないでしょうが
鯛ラバの方が‥ということだったので,
ジギングは持っていくものの,保険程度と考えることに。


港で出船を待っていると,つるぎや西岡遊漁などでよく一緒になるEさんの姿が。
お久しぶりです。
ミヨシにはソルティガブロスのYさんの姿も。
 
このメンバーの後流れになったら魚回ってきそうにないな‥



四国地方の梅雨明け宣言が出た翌日(土曜日)ということで‥

誰もがスカッと気持ちよい青空を期待していたが,
出船直後から降り始めた雨は本降りに!
ほどなく黒い雲に覆われたかと思えば,今度は雷!!



カッパ着てても意味ないくらいの土砂降り。
何でやねん。


ピカピカ ゴロゴロと上空からのフラッシュ攻撃も加わり やむなく一時撤収。


港で1時間ほど待機し雨雲をやり過ごし,再び出船。



貴重な朝の時合いが‥

満ちの盛りが過ぎたので,今度はゼンサへ。

昨日の感じでは,朝の時間帯にいい潮ができるようなので期待大。


しかし,どこを流しても反応なし





その後,ポイントを転々と変えて巻き巻きするものの‥どこの漁場も全くダメ。





昼を回り,沖上がりの時間までで20〜30数cmのチャリコサイズが
船中8人で5枚と撃沈。

それも釣れたチャリのほとんどは鯛ラバではなく
その上に出した枝針(土佐カブラにラバーをつけたもの)にヒットしていた。

どうも鳴門の鯛は本日鯛ラバの食い気がないようだ。


魚からのアタリ1度もなし。
完全試合目前,このまま丸ボーズでお帰りと思いきや,
船頭さんから
「青物行きます。ジギングの用意してください。」
とうれしいお言葉。


本日のメンバーは皆さんもともとジガー?のようなので
ジギングは無問題。


橋をくぐって前の漁場へ。

ここは引き潮の盛りが過ぎてからジギングや飲ませサビキでいい思いをした場所?

水面でカタクチがパクパク口を出しているのが分かる。



潮がガンガン流れ,海水面が鏡のように湧き上がっている。

激流の中 漁礁や瀬の近くを流すので細心の注意が必要。

ちょっとでも油断したら一発で根がかりしてしまう。


しまった,今日は鯛ラバメインだったので,ジグは10個ほどしか持ってきていない。
それも鯛用の80〜100g!!
いつものタックルボックスなら,重いジグも入れてあるのに。
今日に限って置いてきてしまった!!

おまけにロッドも柔らかめなので シャクってもジグが踊りそうにない。

これでは激流に太刀打ちできない。
まさか,鳴門のジギングで重いジグ・硬いロッドがいるとは‥


ジギングバッグの中に使えそうなものはないかと探っていると
マサムネ赤金135gとヒラジグラ200gがバッグの底から出てきた。(笑)

本意ではないものの,
底取りができそうなのは この二つしかないので これらを使うしかない。




ファーストヒットはEさん。



強烈な引きに耐え,難なく80cmのブリゲット。

シルバーのロング系 重めのジグにワンピッチジャークがその後も炸裂。

一人ブリ祭り状態。
さすがの一言。


私は,トップで出たときのために密かにジギングロットでキャスティングを準備。
何故か1個だけバッグに入っていた(爆)ホッパー「ポップクイーン」
リーダーを1mに切り詰め いつでもキャストできる体制を整えておく。



願いが通じたのが,左舷前方30mほどでボイル。

ブリが背中を見せながらイワシを追っている。

狙いを定めてナブラの少し沖へキャスト。

ロッドワークでパコッパコッと音としぶきで誘うと‥

バコッ!!

ジーーーーーー



キターーーーーーーッ  織田裕二風に(笑)




バイトの瞬間が見えたので こちらも大興奮。

釣り開始10時間ブリにブリヒット。

すごい馬力で底へ持っていく。

これまでトップではハマチサイズしか掛けたことないので何としても獲りたい。



徐々に寄って来た。

船べりでラインを擦れないように
ロッドを前に突き出して もう一息というときに

スカッ!!

痛恨のフックアウト!!!(大泣)

しばし放心状態‥





一人爆釣街道ばく進中のE氏は4本目のブリゲット!!



潮が緩んできて,そろそろ終了かと思ったそのとき,

先週の日和佐から沈黙を守り続けた青物嫌いな(何度誘っても青物ジギングに来ない)
マダイ魔人K氏にヒット。



この引きはブリでっせ。

リーダー何号?って聞いたら なんと6号だって!!

まぁ ゆっくりやってください。



ドラグユルユルで何とかゲット。



丸々と太った80cm 5kgはブリと言っていいでしょう。


これを最後に潮がなくなり
16:00納竿。


船頭さんには一日がんばってもらったものの
大型魚の引きだけを味わい,完封負け。




釣る人は きっちり釣ってます。


ジグもジャークもまだまだ勉強不足ですわ。

反省点の多い一日だった。
 

本日の釣果  なし!!








その夜‥

家族で外食。

父ちゃん 母ちゃん相次いで先週と先々週に仕事のヤマを超え
姉はテストの打ち上げ?
妹は宿泊学習の打ち上げ?
というどうでもいいような名目ではあるが。


子どもたちにどこへ行きたい?と尋ねると

「居酒屋♪」って 飲むんかい!!
子どもなら「ファミレス」とか「焼肉」とか
せめて「回転寿司」ぐらいにしとかんかい。



年に数回 職場で飲み会があるが,たいていは金曜日。

土曜出撃(2時起き3時起きは当たり前)の私にとっては
乾杯から「ウーロン茶ください。」
である。

同僚は きっと飲めない人だと思っているだろうが,
実は人並みには飲みます。(爆)



しかし,この日のビールがいつもより ほろ苦かったのは言うまでもない。

一人 心の中で本日の反省会‥











日付が変わり 翌6日(日)

朝から炊事・洗濯・掃除・買い物と家事をこなし‥

子どもたちの月曜セットのアイロンがけも終わり‥

昼飯の準備も完了‥

ここまでは完璧だ。




そして次なるミッション‥

11時 脱走!!(笑)

12時過ぎ 鳴門着。(爆)

リターンマッチに付き合ってくれるF川丸さんとエサヨシで待ち合わせ。
アロハに麦わらにサングラスに口ひげ‥夏の定番スタイルに
「東南アジアの怪しい客引きの兄ちゃんやがな‥」って。


13:00 出船。


今日のブリ祭りの開催は海峡の引き潮が盛りを過ぎる
14:00ころから16:00くらいまでか。

今回は昨日の反省を生かしタックルを変更。



300gまで余裕でシャクれるロッドと
10kg20kgの相手でも負けないキャスティングロッド。

これで魚に先手を取られることはあるまい。
どこからでも掛かってきなさい。




13:30 ポイント到着。

昨日は5,6隻しかいなかった船が
時合いを前にすでに10数隻。



つるぎ 発見。

昨日のメンバーの方々に船上からあいさつ。
お互い 好きですねぇ。(爆)

潮先がまだ遠くに見えるので,しばらくは潮待ちか。

来るべきラッシュに備えて 体力温存。



潮がそろそろ効いてきたと思ったら‥

幸○丸の釣り人がさっそく掛けた。

つるぎでも掛けた。どうやらまたE氏のようだ。

F川丸さんのお師匠さん艇でも息子さんがファイト中。

一気に時合い突入のようだ。


いつでもどこから掛かってきなさい
と二人で気合い入れまくりでシャクりまくるが,反応なし。

気が付けば船は30隻近くに増えていた。

潮の流れもどんどん速くなり,底取りも難しい。



周りの船も反応なくなってダメダメポーズ。

今日は昨日のようにナブラも湧かない。



潮下に流され そろそろ潮上に上るかなと思ったところで

「イワシの反応ごっつ出てます。いますよ。」と名船頭さんよりアドバイス。

‥と右後方に ボコッ ボコッと小さいながらナブラがでた。


急いでキャスティングロッドに持ち替え
一発勝負のキャスト!!

ナブラのやや後方に着水。

トゥッチを入れて ポコッ ポコッとポッパーを躍らせると


ボコッ!!


キターーーーーーーッ  織田裕二風に(笑)


昨日に続き,今日も一発でヒット。

今日こそ獲ったる。

船の後方に移動させてもらい引きに耐える。

浅場なので一気に勝負をかけて寄せにかかる。

最後まで強引に巻き,無事身柄確保。



昨日のバラシがあったので,うれしさも倍増。

ジギングではなく,きのうと同じトップで獲れたことに価値がある1匹である。



時間はまだある。

次はジギングでもキャスティングでも どっちでもいいぞ。

投げてはシャクリ 投げてはシャクリを繰り返すものの反応なし。



潮が当たってきた瞬間にバタバタッとヒットした あの一瞬だけが時合いだったようだ。

水深20〜30mの浅いポイントで30隻が絨毯爆撃を繰り返せば
魚はイワシを追うどころか逃げ出してしまったのだろう。


16:30までがんばっていただいたのに
その後はアタリすらなく終了。

ナブラも湧くことなくキャスティングロッドの出番もなかった。


今日もチャンスは1度だけ。

運良くナブラに遭遇できたのもF川丸さんの操船のおかげである。

持つべきものは良き釣友を実感した一日であった。
お世話になりました。
また次回よろしくお願いします。



本日の釣果 メジロ 77cm