アオリ強化月間 延長戦?
例年この時期になると2kgアップの大型アオリが狙えるのだが
数はでないため辛抱の釣りとなってしまう。
潮が悪い日には一日アオリを狙っても船中4,5杯なんてことも。
しかし 先週あたりから連日大型アオリが釣れ盛っている。
一時13℃台の下り潮が流れ込み 海水温が一気に5℃下がったので
暖かい海域からアオリが集団で疎開?してきたのであろうか
その日を境に爆釣モードに入ったようだ。
本来は魚メインでいく予定であったが,
アオリの気配があれば いつものように狙ってみようかという作戦。
前々日の木曜日は再び下り潮が流れ 海水温も低下し
釣果の方もサッパリだったという話をお聞きして
出船前からテンションも下がり気味であったが
上り潮が流れてくれていることを期待。
6:30出船。
当然 アオリから。
<船アオリの釣り方> 参考までに。
最初の流しで艫の方にアオリがヒット。
船頭さんにお聞ききすると,上り潮が流れているという。
これはチャンス。
二流し目 アオリがアジを抱いた感触が伝わると
せーの ドン!
フッキング成功。
底でかなり抵抗したが 手応え十分。
胴長36cm 2kgには少し足らないが
最初の1杯から このサイズが出たので
今日は何だか爆釣の予感。
その後もヒットしてくるのは1〜1.5kgの良型。
アオリ爆釣の噂は本当だった。
神戸のKさんにも大物がヒット。
2kgアップの大型。
朝のモーニングタイムは後流れであったが
先流れの方に負けないように せっせとアタリをとる。
上り潮が効いているおかげで 海水温は17℃。
瀬戸内の2倍ほどある。
黒潮の影響か 17℃もあれば アオリも活性が高いはず。
10時ころまでに30杯とトップシーズンなみの釣れっぷり。
1時間に10杯というハイペースは まだ続く。
アオリに限らず 適度な潮流れは魚の活性を高める。
潮が止まっている日や0.1ノットや0.2ノットしか流れない日は
10分流しても30分流しても釣り場は変わらず
船を止めた直後に目の前に落ちてきたエサに食いつくだけで
アオリの釣果は伸ばせない。
0.5〜1ノット流れる日はアオリの活性が高いだけでなく
ポイントがどんどん変わっていくので
一流しで広範囲のポイントを探れ 釣果を伸ばせる。
まさに今日はそんな日。
いつもはアオリがあまり食わないので
朝イチだけアオリをやって その後は魚狙いへというパターンだが
今回はアオリの食いが止まらない。
本日絶好調のこの方は
本日最大の2.3kgをゲット。
この直後 私にもアタリ。
フッキングもバッチリ成功。
底が切れない大物アオリの手応え。
これは2kgアップまちがいなし と思ったら
ウィーン ウィーン ブチッ!!
って 2.5号ブチ切られてしまった。
こんなことが1日で2回もあるとは。
昼を回っても アタリが途絶えない。
13時までに みなさんで60杯ほどキャッチ。
釣り開始6時間で60杯。
このまま終日アオリをすれば100杯ペースであったが
みなさん 魚も釣りたいというので ターゲット変更。
沖の魚礁まわりへ。
タックルも変更。
狙いはヒラメなのだが,
そうそう釣れる魚ではない。
魚系のアタリで フッキングも成功。
しかし 引きが弱すぎる。
30cm級のウッカリカサゴ。
それも連発で。
ポイントを転々としながら 魚を狙っているが アタリはない。
ヒラメもポツポツと揚がっているというのに
私の竿には反応なし。
一度だけ ものすごいアタリと引きでラインを引きずり出されたが
魚礁に食われ 12号ラインも無念のブレイク。
結局 大アタリはそれだけ。
日没の17時過ぎまでがんばってもらったのに
魚を追加することができず 終了。
アオリの部 胴長〜40cm 2.3kgまで
6杯 6杯 8杯 11杯 11杯 18杯 の合計60杯。
魚の部 ヒラメ6枚 メジロ ウッカリカサゴなど
午後からの魚狙いは不発に終わったが
上り潮が効いていたせいか アオリは数・型ともにこの時期としては大漁となった。
1日で25杯の最高記録は更新できなかったが
1日の総水揚げ量 推定20kgは自己記録。
八幡丸は魚!というイメージであるが,
船頭さん アオリもバッチリ釣らせてくれる。
真冬にこれだけアオリの活性が高いシーズンは初めて。
まだまだいけそう 日和佐のアオリ!!
本日の釣果 アオリイカ 胴長 〜36cm 18杯
コウイカ 2杯 ウッカリカサゴ