12月21日(土) 豊後水道のタチウオ釣り

タチウオ強化シリーズ 第15弾

またしても豊後水道プチ遠征。


今回お世話になったのは 新艇になった「うわかぜ」さん

広々快適 ピッカピカ!



本日 営業初日です。

初日をドラゴン爆釣で飾りましょう。


快適クルーズで ポイント到着。



今日はミヨシで勝負。


午前中は ほぼ引き潮で北風なので

6番手のドンケツ後流れポジションだが

釣り負けないように頑張るしかない。


あさイチは タチウオおらん…ってしばらく彷徨っていたが

活性もあがってきたのか

船中あちこちでいいサイズのタチウオが揚がりだした。



F5以上のサイズを狙って掛けるために

きょうも試行錯誤しながら いろいろなメソッドを試してみる。


誘いの幅、スピード、間、レンジ そして合わせのタイミング

これらをどう組み立てて大型にアプローチするか

タチウオ釣りの楽しさは そこにある。


大型の当たるパターンは

これまでの経験から何となく絞り込めてきたので

今日も一つ一つ検証しながらドラゴンにアプローチ。


まだ確証がもてないので

徐々に書いていこうかと。


本日のお品書き。



特選素材は「サバ」

スーパーで買った塩サバの切り身を



塩でさらにしめて 身を固くする。

片身を8等分の細切りにして



サンマとサバでタチウオのシッポをはさんで

サンドイッチ状態にして ガチガチに固定。


一回当たりのエサ代もサバ10円サンマ20円程度。

タチウオのシッポはもちろんタダ。



細身のロングシルエットながら

エサ持ち耐久性は抜群。


テンヤにサバを付ける方にお会いしたことはないが

サバは関東地方の天秤釣りでは最もポピュラーなエサであるから

タチウオが嫌いなわけない。


うま味たっぷりのサバ効果か?



今日はドラゴン率50%以上と

これまでになく高確率。


水深は200mを超えるところもあるが



狙うレンジは160m〜120m


船頭さんからアナウンスされる反応の濃いレンジだけでなく

その上や下のタナも探ってアタリを拾っていく。


先月まで釣り人を苦しめていたゾンビ軍団も

海水温の低下とともに姿を消したかと思っていたら



厄介者 まだいました。


ライン切断の被害も0ではなかったようだが

実害はほとんどなくなった模様。


ドラゴンメソッドがうまくハマれば

F6くらいまでは釣れるんだけど



F7以上のスーパードラゴンには

なかなかお目にかかれない。


それでも



昼頃にはクーラーがかなり埋まってきた。


新艇「うわかぜ」の装備紹介。



各釣り座に電源装置あり。

バッテリー切れやトラブルの心配なし。


期間限定?ミカンも食べ放題?


キャビンに入る前には



手洗い装置完備。


後半ややペースダウンしたものの

良型中心で重量感あるお土産になった。



14時 終了。


帰りも快適クルーズ 

小一時間で帰港。


型狙いのパターンが当たったのか

これまでになくF5前後のプチドラゴンが多く

60Lのクーラーが ほぼ埋まった。



半数以上がドラゴンサイズだったので 

重量感が半端ない。



今期はタチウオ開幕から好調をキープし 竿頭15連勝。

地元の海でも伊予灘でも豊後水道でも

14人乗っても12人乗っても 数釣りでは負けませんよ。



瀬戸内サイズを除けばこんな感じに。


その日 その流しのヒットパターンをいち早くつかみ

手ごわい大型タチウオに口を使わせるために

刻々と変わる条件にいかにアジャストしていくか。


パターンを掴んだと思って それにこだわり過ぎてもダメ。

釣れないときは頭を一旦ニュートラルにもどして 

考えうるすべての可能性を追求していく。

努力が必ず報われるのがタチウオ釣り  面白過ぎる。



本日の釣果 タチウオ 30匹